WISDOM 02 WISDOM 02 みんなの、使い方・工夫

「こんなときどう使う?」
いろんな工夫を、写真・動画でわかりやすく。

情報をチカラに WISDOM

ドレッシング材の「見分けがつかない」が現場に与えるリスク

NEW!

褥瘡ケアにおいて、現場ではさまざまな製品が導入されていますよね。ドレッシング材だけでも、創傷の「治療用」と、発生を防ぐ「予防用」というように、製品を使い分けて工夫されている施設も多いかと思います。

しかし、多忙な現場では製品名よりも「ピンクのやつ」「丸いやつ」といった見た目の特長で共通認識を作っていることが多いのではないでしょうか。
用途の異なる製品同士の見た目が似ていると、「どちらを貼るべきか」という迷いが生じてしまいます。こうした現場での迷いは、現場のストレスだけでなく、重大な問題につながるリスクがあります。

●「見分けがつかない」ことが引き起こす3つの課題

①指示のストレスと伝達ミス
見た目の特長に頼った指示は、指示を出す側にとって「意図通り伝わっているか」という不安を生み、受ける側は「どれのことを言っているのか」という迷いを生じさせます。
この小さなストレスや迷いの積み重ねが、重大なミスの引き金になりかねません。

②第三者の判断ミス
言葉での伝達がない状態で、貼られたドレッシング材だけを見た第三者(交代したスタッフなど)にとって、その用途を正しく理解するのは困難です。
用途がわからなければ、適切な観察が行われなかったり、処置を継続すべきか判断を誤ったりする可能性があります。

③管理の複雑化
識別しにくい製品を使い分けようとすると、保管場所を厳密に分けたり、独自の目印をつけたりと、管理そのものが複雑になってしまいます。

●ミスを防ぐために、まず第一歩は「教育」

治療用と予防用は、本来まったく異なる目的で運用されるべきものです。これらを混同すると伝達や判断のミスが起こり、最悪の場合、患者さんの状態にかかわる重大な事態を招きかねません。
こうしたミスを防ぐために、まず何よりも大切なのが「教育」です。
スタッフ一人ひとりが、単に製品の見た目だけでなく、「なぜ今、この製品をここで使い分けるのか」という運用ルールの意図まで深く理解してもらうこと。それが、安全なケアを提供するための土台となります。

●解決の鍵は、人の認識を支える「識別性」

運用の意図を理解してもらう教育が何より重要だと理解していても、実際の現場で同じような見た目の製品ばかりが並んでいると、どうしても識別の壁にぶつかってしまうこともあると思います。
そこで、個人の意識や複雑なルールに頼るのではなく、製品そのものが「ひと目で用途を判別できる(識別性)」という工夫が、運用ルールの意図を確実に理解してもらうための強いサポートになります。
指示を出す側も受ける側も、そして貼っている状態を見る第三者も、全員が迷うことなくその製品の意図を理解し、正しい処置を継続できる。そんな仕組みを作ることができれば、現場のミスを最小限に抑えることができます。

●青色で見分けやすい「プレスワイプ」

一般的な創傷被覆材は、肌に馴染むベージュ系のものが多いです。
だからこそ、体圧ケア専用パッド「プレスワイプ」は青色を採用しています。
この色の違いにより、創傷被覆材との区別がひと目でつくため、「青色は予防用」とひと目でわかり、現場に迷いが生みません。
誤用を防ぐことで、患者さんの肌負担や、無駄な貼り替えによる時間・コストの増加を未然に防ぐことができます。

「プレスワイプ」は、独自の構造で体圧やムレといったさまざまな外的ストレスに対応できるうえに、識別性も備えた体圧ケア専用パッドです。
詳細については、以下からぜひご覧ください。

#効率化 #医療用テープ #看護教育 #テープ教育 #褥瘡予防