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「在宅環境での褥瘡ケア」セミナー動画・資料を無料公開

2023年11月14日、在宅環境での褥瘡ケアの「連携構築法」と「実践ケア」がわかるセミナー動画・資料を無料公開しました。
第25回日本褥瘡学会学術集会でも好評だったランチョンセミナーと同じ内容のセミナー動画を、誰でも・いつでも・どこでも、無料で視聴することが可能です。

公開されるのは、退院支援WOCナースの「病院から在宅へ褥瘡ケアをつなぐ方法」(約26分)と、訪看所属WOCナースの「在宅での褥瘡ケアに必要なこと」(約26分)の2本。
病院の退院支援や訪問看護に従事されている方に役立つ内容となっています。
さらにセミナーを視聴された方には、セミナーの復習や連携スタッフ間での知識共有に便利なPDF資料もお送りします(セミナー動画視聴後のアンケートにお答えいただいた方限定)。

スタッフ数が少なく集合型研修が実施しづらかったり、学会やセミナーなどへの参加時間が取れなかったりと、教育について悩みを持たれているという声を伺うことが増えています。
特別な人だけが情報を得られるのではなく、どこにいても・誰でも・いつでも、必要なときに役に立つ情報を得てもらえるようにと、今回のセミナー動画はskinixの公式webサイトおよびYouTubeで無料公開することにいたしました。

時間や場所に制限を受けずどなたでも自由にご覧いただくことが可能ですので、産休中・育休中・離職中の自主学習や、地域連携で協働されるみなさま同士の知識共有などにもぜひご活用ください。

バナー(セミナー動画はこちら)


在宅において褥瘡ケアの重要性が高まる中、病院で実施していた褥瘡ケアを在宅環境でうまく継続できないことに課題を感じる人が増えています。
しかし、病院と在宅では患者・利用者の状態や生活環境が大きく異なるため、病院での最適なケアが在宅でも最適とは限りません。
在宅では利用者の生活環境を深く理解した上での、在宅ならではのケアが求められます。

病院と在宅、それぞれの環境における看護師の想いと互いの課題を知り、理解を深めていくことが、在宅での褥瘡ケアのレベルアップにつながります。このセミナーでは、病院と在宅にそれぞれ所属する2人のWOCナースが、お互いの立場から連携やケアのポイントを解説します。
病院でも在宅でも、聞いてすぐに活用できる考え方と技術を、明日からの褥瘡ケアに役立ててください。

司会

浜松医科大学
形成外科 特任教授
中川雅裕 先生

ご講演者

地方独立行政法人東京都立病院機構
東京都立大久保病院
皮膚・排泄ケア認定看護師
阿部 由紀子 先生

なごみ訪問看護ステーション
皮膚・排泄ケア認定看護師
山口 みどり 先生

セミナー内容

退院支援WOCナースの「病院から在宅へ褥瘡ケアをつなぐ方法」
●地域特性を踏まえた、在宅ケアを支援する病院の体制
●入院前から退院までに行っていること
●“顔の見える”地域連携への取り組み
●退院した後の患者さんへのアプローチ

訪看所属WOCナースの「在宅での褥瘡ケアに必要なこと」
●在宅での褥瘡ケアの特徴
●継続できる褥瘡ケアの視点・実際の症例
●在宅での褥瘡ケアに役立つ物品
●多職種との連携のポイント・保険制度の理解と活用

バナー(セミナー動画はこちら)