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“観察しやすさ”が変える経鼻チューブ固定|MDRPU対策

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経鼻チューブの固定において、潰瘍や発赤などの皮膚トラブルが発生することがあります。
こうしたトラブルは本来起きてほしくないものですが、現場では少なからず発生しているのが現状です。

対策はしているはずなのに、なぜこういったトラブルは防ぎきれないのでしょうか。
解決のカギは、“固定方法”そのものだけではなく、“観察のしやすさ”にもあるかもしれません。

●気づいた時にはもう遅い、経鼻チューブ固定のトラブル

経鼻チューブの固定では、「気づいたときにはすでに発赤や潰瘍が生じていた」というケースが少なくありません。
MDRPU(医療関連機器褥瘡)は、患者さんの疾病ではなく、医療機器によって引き起こされるものであり、発生そのものを防ぐべき事象といえます。
だからこそ、「仕方ない」で済ませることはできません。

●トラブルは「突然」起きているわけではない

MDRPUは、ある日突然発生するものではありません。
多くの場合、チューブの接触や位置のずれによって皮膚への圧迫が生じ、その状態が続くことで発赤や圧迫痕といった変化が現れてきます。
チューブや皮膚の状態を確認し、異常を早期に発見して対応することが、トラブルの未然防止につながります。
そのために重要なのが、日々の観察です。

●観察を難しくさせる要因

しかし実際の現場では、観察が十分に行えないこともあります。

経鼻チューブは多くの場合、テープで固定されています。
皮膚の状態やチューブの位置を確認するには、一度テープを剥がす必要があります。

しかし実際には、
・剥がす手間がかかる
・剥がすときに患者さんの皮膚に負担がかかる
といった理由から、頻繁に観察するのは現実的に難しい場合も少なくありません。
その結果、必要とわかっていても、観察の頻度が十分に確保できないという状況が生まれてしまいます。

●解決のカギは、“観察のしやすさ”

そこで一つの選択肢となるのが、透明なテープによる固定です。

透明であれば、テープを剥がすことなく、貼付したまま皮膚の状態やチューブの位置を確認することができます。
また、観察のたびにテープを剥がす必要がないため、剥離時の皮膚への負担も抑えられます。

クリアホールドは、透明なテープのため、「意識して見る」から「自然と見えている」状態へと変えることができます。

その結果、観察のハードルが下がり、観察回数は自然と増えていきます。
観察の機会が増えることで、小さな変化にも早期に気づきやすくなり、MDRPUなどのトラブルを未然に防ぐことにつながります。
また透明であることにより、テープを剥がさずにチューブのマーカー位置の確認もできるため、挿入位置の管理がしやすいという利点もあります。


経鼻チューブ固定では、固定することだけでなく、観察できる状態を保つことも重要です。
“観察のしやすさ”という視点から固定方法を見直すことで、経鼻チューブ管理の質は大きく変わる可能性があります。
「トラブルが起きてから対応する」のではなく、「起きる前に気づける」環境づくりへ。

クリアホールドの詳細については、以下よりぜひご確認ください。

#医療関連機器圧迫創傷予防 #MDRPU予防