NPPVマスク等、顔に装着する器具によるMDRPU（医療関連機器圧迫創傷）を防ぐためには、患者に合った器具の選択とフィッティングがとても重要です。しかし、正しく器具を装着できても、患者さんの肌の状態や装着状況なども影響するため、フィッティングだけでMDRPUを完全に防ぐことは難しいですよね。特にマスク類はリークを防ぐために強く締めてしまうなど圧迫がかかりやすいため、必要に応じてMDRPU好発部位を中心に圧迫軽減のできるクッションを挟むなどの予防がとても大切になってきます。

マスクの圧迫軽減には、薄くて減圧効果の高いクッション・ドレッシングを使用しましょう。器具のフィッティングを邪魔せず、肌への圧迫をしっかり軽減してくれます。

ココロール(skinix)を使った顔のMDRPU予防方法

ココロールは厚さ1.5㎜と薄いのに、圧迫を約40%軽減してくれる、MDRPU対策専用のクッション・ドレッシングです。
（ココロールについて、詳しくはこちら）

●貼り方

図のサイズを目安に、器具や顔の大きさ・形状に合わせてココロールをカットし、器具の圧迫が気になる箇所へ貼り付けます。
角を丸く切るとはがれにくくなります。

◆L字のカットは半分に折るとカンタン！