みんなの、使い方・工夫
「こんなときどう使う?」
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妊婦さんやお腹の赤ちゃんの状態によって、5人に1人が帝王切開で出産しています。
そんな時、「帝王切開のキズあとって、どうなるのだろう・・・」「キズあとを残さないようにできないかな・・・」など、不安に思う妊婦さんもいると思います。
今回の記事では、キズあとが残ってしまう原因やテープを使用した対策、フィルムタイプのテープの使用法についての特徴など、紹介していきます。
●キズあとが残ってしまう原因
帝王切開のキズあとは体質などによって、赤く腫れたような“はんこんやケロイド”になってしまったり、かゆみや痛みなどの症状がでてしまったりすることがあります。
キズあとが残る原因は、主に「体質」と「物理的刺激」によるものが大きいと言われています。
このようなことが原因で残りやすいキズあとですが、物理的刺激が原因の場合、産後のケア次第で目立たなくすることができます。
●キズあとケアの主な方法:テープを使用した対策
キズあとケアの方法として代表的なものが、テープを使用したケアです。
テープを貼ることで、キズあとが引っ張られることや、衣服とキズあとが擦れることを防げます。
病院でよく指導される方法としては、医療用のサージカルテープを写真のように、キズあとに対して垂直に貼る方法です。
このように貼ることで、キズあとを保護し、刺激と広がりを抑えてキズあとを目立たなくすることができます。
●キズあとテープの種類
キズあとを保護するテープにも、以下のように様々なタイプのものがあります。
このように様々な種類のテープがありますが、産後は赤ちゃんのことに手いっぱいで、自分のキズあとケアに時間をとるのが、難しい方も多いと思います。
そんな時はフィルムタイプのテープなら、はがれにくく貼り替えが少なくて済みます。
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●まとめ
キズあとが残るのか心配になりがちな帝王切開ですが、このようにテープでの対策を行うことで、目立たなくすることができます。テープにも種類があるため、生活スタイルや肌質に合わせて選び、キズあとケアを行いましょう。
■この記事を監修したドクター
浜松医科大学 形成外科 特任教授
中川雅裕 先生